新庄剛志の野球が楽しみすぎる。
ここ1~2か月、プロ野球界隈で注目を浴び続けてる新庄カントク(またはビッグボス)。
僕は彼の生き方というか、人生に対するスタンスが好きだ。
ちなみに、新庄さんは僕が通ってた中学校の隣の中学の出身で、年も近いし同じ野球部だったので親近感はあったんだけど、現役時代はあのチャラチャラした雰囲気が嫌で、好きな選手じゃなかった。
でも、数年前に新庄さんのYouTubeチャンネルで彼の野球に対する姿勢や考え方を知って、「そういう人だったのか!」と目から鱗が落ちると同時に、自分自身を恥じた。
僕は完全に、人を見た目だけで判断してたわけだ。
ちなみに、さっきちょっと調べてみたら、当時僕が見てた動画はすべて削除されてしまってた。
身体の使い方や呼吸の仕方、速く走るコツなど、野球だけでなくスポーツをする子どもたち全般にとってめちゃくちゃ良い内容も含まれてたので、すごく残念…。
それはさておき、新庄さんが監督に就任してから発信し続けているメッセージはいろいろと勉強になる。
本人が意図的にやっているとも思えないけれど、とても理にかなっていて、組織開発やチーム作りの参考になることも多い。
ちなみに、彼が監督になって最初に発信したメッセージがこれだ。
たった今北海道日本ハムファイターズの監督に就任する事が決まりました。
— 新庄剛志 (@shinjo_freedom) 2021年10月29日
プロ野球の存在意義は
そこの街に住む人達の暮らしが少しだけ彩られたり、
単調な生活を少しだけ豊かにする事に他なりません
その裏側に誰を笑顔にするのかを常に心に秘めて
新庄剛志らしく突き進んで生きます!
僕ら個人はもちろんだけど、多くの組織や集団はその目的を見失いがちだ。
だから、ピンチになったり不調になったりすると、途端に右往左往して混乱し、ドツボにハマることが多い。
そうならないために大事なのが、事前に「目的」を明確にしておくこと。
「自分は何のためにそれをやるのか?」ということを明確にし、いつもそれを念頭に置いておくことだ。
その意味で、新庄さんはまず、自分がプロ野球に関わることの最大の目的を「地域住民の暮らしを彩り、豊かにすること」と掲げた。
これは彼の決意であり、公約であり、日ハムに所属する現役選手たちに示した「目的地」だ。
そしてその後の彼は、それに沿って考え、動いていると感じる。
たとえばそれは、こんなシーンにも表れている。
12/5に、日ハムの新入団選手たちの記者会見が行われたんだけど、ある選手がその場で「ファンから愛される選手になりたい」という抱負を語った。
その選手に対して、同席した新庄さんはこんなふうに返している。
「ファンに愛される選手になりたい」じゃなくて、そのためには自分がファンを愛すことが一番大事なんで、その辺は頭に入れてお願いします。
当初の「目的」からブレていないからこそ出てくる言葉だと思う。
そして、この発言の背景が、彼のツイートに垣間見える。
夢を掴む為にはまず周りに発信すること
— 新庄剛志 (@shinjo_freedom) 2021年12月3日
人を笑顔にしたいなら自分が笑顔でいること
感謝されるには自分から感謝すること
その場を楽しませるには、まず自分が楽しむこと
失敗しないしない為には
失敗しない準備をしておく
何かをやってもらう方法は
まず自分からやること
見た目はチャラチャラしてテキトーな感じに見えるけれど、しっかりとした芯があってブレてないんだよね。
あと、僕が新庄さんに共感する理由はもう一つある。
それは、これまで何度も「頑張らないことのススメ」を書いてきた僕の考えと近いこと。(笑)
- 頑張らない。頑張る必要なんてない。
- どうして頑張らないほうがいいの?
- 「わかってる人」は頑張れ!なんて言わない。
- 「したいことしかしない」の効用。
- 「頑張ること」が好きな人の観念。
- 楽しみたければ頑張るな。
- 逃げるが勝ち。
- 大谷翔平は、なぜ大谷翔平になれたのか?
僕はこれまで、新庄さんが「頑張る!」とか「頑張って!」とか言ってるのを聞いたことがない。
それで、ちょっと調べてみたら、彼自身こんな発言をしてた。
頑張るって言葉をこの世からなくして欲しい。
人生、頑張ったらダメです。
毎日、頑張るのではなく、楽しんでください!
好きなことに対して挑戦してるんだから頑張ってない。楽しんでる。
好きな事じゃなかったらしなきゃいい。
こんな型破りなカントクが、日本のプロ野球をどんなふうに変えてくれるのか、来年の開幕が本当に楽しみ。
それでは今日はこの辺で!
たのしんじょい!!
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