なぜ感謝の気持ちが大事なのか?
以前、感謝することは瞑想を超える最強のツールだよっていうことを書いたけど、今日は、「感謝」するという行為がなぜ良いのか、少し別の角度から見てみたい。
ちなみに、ここで言う「感謝」は、口先だけの感謝ではなくて、心の底からの感謝のことだよ。
スピリチュアルに詳しい人はご存知だと思うけど、スピリチュアルの世界では「感情が先で、現実は後」という考え方がある。
これは、自分が思考したことや感じたことが現実化する、という考え方のこと。
普通は、何か現実があって、それに対して嬉しくなったり悲しくなったりといった感情が湧いてくるものだと考えるよね。
「現実が先で、感情は後」だと。
もちろんそれはそうなんだけど、じゃあ、その最初の現実はどうやって起きたのか?というと、スピリチュアルでは、自分が過去に感じたこと、つまり過去の感情が、その感情に応じた未来の現実を引き寄せてくるって考えるの。
例えば、何か不幸なことが起きるとそれが連鎖するとか、嬉しいことが立て続けに起きるとか、そういうのはまさに、感情が新たな現実を呼んでくるというわかりやすい事例だね。
僕は長年マーケティングの仕事に携わってたので、いろいろ分析したり企画したりということをやってきたけど、アイデア出しのやり方の一つに、カラーバスという方法がある。
カラーは色、バスはお風呂=シャワー っていう意味だと思うので、直訳すると色のシャワーということになるのかな?
(ごめんなさい、これはテキトーな解釈です。笑)
で、このカラーバスってどういうものかというと、めちゃくちゃ簡単で、何でもいいのでまず一つ好きな色を決めるのね。
例えば「青」と決めたとすると、「今日は外出するときに青い色のものをできるだけたくさん見つけるぞ!」って意識するの。
そうすると、いつもと同じ道を歩いていても、今まで全く目に留まっていなかった青い色のものがたくさんあるのに気づくいて驚くことになる。
(よかったらぜひ一度やってみてね!)
つまり何が言いたいかというと、僕らの身の回りには自分が気づいていないことがいっぱいあって、普段はそれを意識せずに暮らしているんだよね。
それが、自分の意識が変わると周囲の世界がまったく変わって見えることになる、っていうこと。
楽しい気分で過ごせば楽しいことが身の回りにたくさんあることに気づくし、怒ってばかりいると腹立たしいものばかりが目につくようになる。
ちなみに、スピリチュアルの考え方はこれとはちょっと違ってて、これを「波動」という概念で説明してる。
自分の波動を上げれば高い波動のもの(例えばポジティブな現実)が引き寄せられてくるし、波動を下げれば波動の低いもの(例えばネガティブな現実)が引き寄せられてくる、というふうに説明されることが多い。
いずれにしても、自分の感情や気持ち(意識をフォーカスしていること)に応じた現実が引き寄せられてくるということには違いないと思う。
ようやくここで今日のテーマである「感謝」ということに話を戻すけど、心の底からの感謝をしているとき、「有り難い」という気持ちが全身を包み込むような状態になる。
他の人からみたら、「どうしてそんなことに感謝できるの?」と思うようなこと(例えば空気や水、コンビニで手軽に買える食べ物、健康であることなどなど…)であっても、それに対して心から感謝しているとき、その人は満たされた気持ちになっていると思う。
少なくとも僕の場合はそうだ。
子どもたちが元気で楽しそうにしてるのを見てるだけで、本当に有り難くて満たされた気持ちになる。
そして、これこそが大事だと思うんだよね。
「感情が先、現実は後」だとすると、満たされた気持ちでいれば、また別の満たされるような現実が起きてくる。
「偽りのない心の底からの感謝の気持ちで満たされ」ていれば、一定のタイムラグを経た後で、「偽りのない心の底からの感謝の気持ちで満たされ」る現実があわられてくることになる。
僕ら日本人は、どんなに不幸を感じている人であっても、世界の中では比較的恵まれた環境にあると思う。
水道をひねるだけで出てくる飲み水ひとつとってもそうだし、飢えて骨と皮だけになってるのにお腹だけがパンパンに膨れた子どもを見かけることもない。
たから、気づくことさえできれば、感謝の対象はそこらじゅうにあるはずなんだよね。
そして、それに気づいて、心の底からの感謝の気持ちを頻繁に感じることができれば、すぐにとは言わないけれど、同じように感謝したくなる現実があなたの前にあらわれてきます。
信じるか信じないかは・・・
あなた次第ですっ! ド━━ m9(゚Д゚) ━━ン!
(笑)