月の不思議
今日は、8年ぶりに中秋の名月と満月が重なるらしいね。
全国的に晴れの地域が多いから、月見をする人も多いかもしれない。
あいにく福岡は今晩雨になるらしくて、残念だけど…。
ところで、月は僕らにとって一番身近な天体だけど、実は謎も多いんだよね。
そもそも「月は天体ではない」と言ってる人もいるくらい、不思議な存在らしい。
ということで、今日は月の不思議についてちょっと書いてみるよ。
●月の不思議1:裏側を見ることができない
これは知ってる人も多いと思うけど、月はいつも同じ面を地球に向けているので、地球上からは月の裏側を見ることができないんだよね。
ハンマー投げの選手がハンマーをぐるぐる回してるとき、ハンマーの裏側を見ることができないのと同じような状態だね。
これは、月の自転周期と公転周期(地球の周りを回る周期)が同じだから、そうなってるの。
もし、自転周期と公転周期がほんのちょっとでもズレていたら、こんなことにはならないわけだから、実は奇跡的な確率でそうなってるということになる。
●月の不思議2:見た目の大きさが太陽とほぼ同じ
これもみんな知ってると思うけど、地球から見た太陽の大きさと月の大きさはほぼ同じなんだよね。
もちろん、実際のサイズは太陽のほうが圧倒的に大きいわけだけど、見かけ上はそうなってる。
だから、皆既日食のときなんかは、絶妙な大きさで月と太陽が重なって、日中でも薄暗くなったりする。
具体的に言うと、「太陽と地球」の距離は「月と地球」の距離の395倍で、かつ太陽の直径が月の直系の395倍だから、こういう現象が起きてることになる。
月や太陽の位置が今よりちょっとでもズレてたり、月や太陽のサイズがちょっとでも違ていたらこうはならないわけで、実はこれも、ものすごくレアな確率で起きている現象なんだよね。
●月の不思議3:衛星としてはサイズが異常にデカい
見た目の大きさだけじゃなくて、月はそもそもサイズが大きすぎるということがある。
太陽系の惑星はどれも衛星を持っているけど、通常、衛星は惑星の何十分の1とか何百分の1とかの小さなサイズだ。
それなのに、月は地球の4分の1くらいで、異常に大きいんだよね。
普通に考えると、これだけの大きさの天体が至近距離にあったら、とっくに衝突してるはずなんだけど。
にもかかわらず月と地球がぶつからずにいるのは、月の質量がとっても小さいからで、月の質量は地球の80分の1くらいしかない。
ちなみに、日本の月探査機「かぐや」の調査によって、最近、月の内部には巨大な空洞が複数あることがわかってきたんだけど、これも月の質量が小さいとされてきた理由の一つだと思う。
これ以外にも「月の謎」はいろいろあるんだけど、これ以上書くと、どんどんSF色が強くなっちゃうので、この辺でやめておきます。(笑)
それにしても、公転周期と自転周期がピタリと同じというだけでなく、太陽との距離や直径に関しても奇跡的な確率でそうなっていたりというのはすごく興味深い。
そんなレアな確率で、そんな偶然が起きるものなの?!って。
ちなみに、天文学者の中にも「月は天体ではなくて、表面が金属でできた球体の宇宙船だ」と言っている人がいるらしい。
オカルトや都市伝説好きにはたまらないネタだよね。
ちなみに、その辺は、ナオキマン氏やイチゼロシステムさんが面白い動画を出してくれてるので、興味ある人は見てみると面白いと思うよ。
月って、、、もしかしたら、、、と考えながら見る中秋の名月は、いつもとちょっと違うかもね。(笑)
それでは今日はこの辺で!
shivai !!
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