はてなブログレスポンシブ対応

 さあ、面白くなってきました。

考え方一つで、人生はどんどん楽しくなるね

人生の “ベース” はどちら?

f:id:rossoporco:20210922132411p:plain

 

昨日、連休明けの職場の朝礼で、社長がこんなことを言っていた。

「3連休でリフレッシュできたと思うので、今日からまたしっかり仕事に励んでください」と。


僕は、この言葉にはとても違和感があった。

その場にいたメンバーの中で違和感を持ったのは僕だけだと思うけど。(笑)

 


僕がなぜ違和感を持ったかというと、社長の言葉の根っこに「仕事」をベースにした考え方があると思ったからなんだよね。

僕たちの暮らしは仕事というのがベース(基礎)であって、それを支えるためにプライベートな時間がある、という考え方をしているんだと思う。

 

もちろん、給与所得者の多くは、1日の生活時間の大半を仕事に拘束されている。

睡眠時間を除いた1日の活動時間が16時間として、通勤時間なんかを含めると、1日10時間くらいは仕事に拘束されている人が多いんじゃないかな。

 

そういえば以前にこんな記事を書いたこともあった。

 

 

つまり、1日の大半が “仕事時間” だとすると、人生というのは仕事がメインであって、プライベートは仕事時間の隙間で楽しむもの、という考え方をしちゃうのも仕方ないのかもしれない。


でも、本当にそうなんだろうか?

僕らの人生は仕事をするためにあるんだろうか?

 


あ。もちろん、「仕事が大好き! 仕事こそが生きがいだ!」という人もたくさんいると思うから、そういう人の場合はちょっと違うかもしれない。

特に自営業者や経営者は、プライベートな時間と仕事の時間が混濁してる場合も多いと思うし。

 

 

でも、基本的に、僕らは「仕事」をするために生きてるわけじゃないと思う。

何のために生きているかは人それぞれ違うと思うけど、「私は仕事をするために生まれ、そして仕事とともに死んでいくんだ!」という人は少ないんじゃないかな。(笑)


ちなみに僕は、たった一度のこの人生を思い切り楽しみ味わうために生きている。


だから、僕の人生のベース(基礎)はプライベートな生活、プライベートな時間だ。

家族や友人たちと一緒に過ごす時間や、読書の時間、一人でボーッとする時間、旅行する時間、趣味の時間、そういう自由な時間が僕にとってのベースの時間だ。

 

そして、そういう自分の自由なベース時間の上に “仕事の時間も一部ある” というのが僕の基本的なスタンス。


おそらく、多くの人にとっても、人生というのは本来そういうものなんじゃないかと思う。

実際にそうなってるかどうかは別として。

 


僕が、冒頭の社長の言葉に違和感を覚えた理由はそれなんだよね。

別に、仕事をうまく遂行するために連休でリフレッシュするわけじゃない。

 

僕にとってはむしろ逆で、自分の暮らし(プライベートな自由時間)を楽しむための一つのスパイスとして仕事の時間がある、という位置づけだ。

 

 

何をベースと認識しているか?というのは、単純なようで、実は結構大事なことなんじゃないかと思う。

 


今これを書きながら思い出したんだけど、かつてテレビ局で働いていたとき、下っ端ADだった僕の仕事の一つに、番組の「マスター*1」というのをつくる作業があった。


僕らが当時「マスター」と呼んでいた表は、番組の基本構成となるタイムスケジュールみたいなもので、かなり大雑把に描くとこんなイメージだったと思う。

 

f:id:rossoporco:20210922132905p:plain


20年以上前のことだからうろ覚えだけど、番組の放送日時と尺、そしてCMをどこで入れるかということだけを記入したスケジュール表だ。

この「マスター」は番組をつくるかなり手前の段階で作成するので、当然ながら表の中にはCMの枠しか入れられない。


でも、テレビ局やスポンサーにとってはそれで全く問題ないんだよね。

だって、彼ら番組を提供する側にとってはCMこそがベース(基礎)であって、その合間に入れ込むコンテンツは、極端な話(視聴率さえ稼げれば)何でもいいわけだから。

だけど、一般の視聴者にとってテレビ番組というのは、バラエティならバラエティ、ドラマならドラマといったコンテンツを指すよね。


同じ一つの番組であっても、提供者側と消費者側では、それが何をベースにしたものかという認識が真逆になってるというわけ。


これは、いわゆるルビンの壺のように、視点を変えると世界が変わるというのと同じ構造だ。

 

f:id:rossoporco:20210922133155j:plain


どちらが間違っていてどちらが正しいというわけではないんだけれど、、、いや、実際はどちらも正しいんだろうけど、自分はどっちの世界を見たいのか(どちらの世界にいたいのか)を主体的に選びたいと僕は思う。

 


仕事とプライベートの時間のことに話を戻すと、会社(経営者)が考える「ベース」と、従業員が考える「ベース」は違っていて当然だ。

 

でも、会社の考え方(世間の考え方)に引きずられている人は少なくない気がする。

 

仮にプライベートな時間に比べて仕事の拘束時間のほうが圧倒的に長かったとしても、どちらを自分のメインとするかは、本人の認識次第のはずだ。

 

 

あなたはどうだろうか?

あなた自身の暮らしに関する認識が下の図のどちらになってるか、改めて考えてみるのもいいかもしれないね。(ちょっとわかりづらい図だけど。笑)

 

仕事時間をベースにした暮らし

f:id:rossoporco:20210922133556p:plain



プライベート時間をベースにした暮らし

f:id:rossoporco:20210922133630p:plain



プライベートな時間の隙間に仕事が入ってるのか、それとも仕事の隙間にプライベートな時間があるのか。

 

あなたはどちらの世界で暮らしていますか?

どちらの世界で暮らしたいですか?

 

 

それでは今日はこの辺で!

 

shivai !! 

(誰もあなたの進む道を邪魔することはできない)

 

 

ブログ村ランキングに参加しました。

ポチッと応援、いつもありがとうございます!^^

    

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

さあ、面白くなってきました。 - にほんブログ村

*1:本来マスターというのは部署や設備を表す言葉なんだけど、僕らは番組構成表のこともマスターと呼んでいた

PVアクセスランキング にほんブログ村 さあ、面白くなってきました。 - にほんブログ村