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 さあ、面白くなってきました。

考え方一つで、人生はどんどん楽しくなるね

人生の目的地

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前回までの記事(僕のスピリチュアル遍歴)の中で、自分が何のために生きているのか、どうやって生きていけばいいのかがわからずに悩み続けたということを書いたけれど、人生の意味や目的がわからないことが「生きづらさ」の原因になっているという人は僕だけではないと思う。

 

一見、人がうらやむような暮らしをしている人であっても、人生の中では、辛いことや悲しいこと、言い知れぬ虚しさを感じることがあるだろうし、絶望感を味わわされることだってあると思う。

そんなときに、自分が何のために生きているのか、つまり生きる目的が明確になっていないと、人生の暗闇に迷い込んで心を病んだり、場合によっては自ら死を選んだりといったこともあるかもしれない

 

かく言う僕も20代の頃は、「いっそのこと死んでしまえば楽になるのにと」思ったことは、一度や二度ではない。
それこそ、新卒で超ブラック企業に勤めていたときは毎日のように「死」を考えていた。

だけど、もし当時の僕が自分なりの「生きることの意味」を明確にわかっていれば、自死について考えることはなかっただろうと思う。


僕たちは、物心ついたときには自分で選択した覚えのない環境に置かれ、誰かに(親である場合が多いと思うけど)世話をしてもらいながら、成長していく。

当然ながらその時点では、自分がなぜ生まれ、なぜここにいて、どこに向かっているのか、わからないことばかりだ。

言ってみれば、何も告げられないままに一人で小舟に乗せられて、東京湾にポーンと放り出されたようなものだ。
目的地がわからないから、どこに向かっていいのかわからない。
海の向こうにどんな世界が広がっているのかもわからない。

ある人は、沿岸に流れ着いて上陸するかもしれないし、湾の中をぐるぐる回り続ける人もいるかもしれないし、風に流されて湾の外に出ていく人もいるかもしれない。
海流に流されて東北や北海道に流れ着く人もいれば、そのままアラスカのほうまで流される人、太平洋の真ん中を漂う人もいるかもしれない。

 

でも、もし目的地がわかっていれば、そんなことにはならないと思う。
「僕はニューヨークに行くんだ!」ということが明確にわかっていれば、そのまま太平洋を横断してアメリカ西海岸まで行って、あとは陸路で東海岸を目指そう、とか、東南アジアからインド、中東、ヨーロッパを経由してアメリカ東海岸まで行こうとか、はたまた成田空港から飛行機で直接ニューヨークに向かおうとか、自分の意思でいろいろなルートを選択しながら進むことができる。

人生だってきっと同じことで、「何のために生きているのか」という人生の目的がわかっていれば、少々道から外れたって、思うようにいかないことがあったって、軌道修正しながら前に進めるはずだ。

 

人生という長いようで短いようで長い道のりにおいて、どこに向かっているのかわからない、というのが一番辛いことだと僕は思う。
歳をとって残された時間が短くなってからそれに気づくのはさらにキツイことなんじゃないかな。

もし早く気づくことができれば、自分の意思で寄り道しながら道中を楽しむこともできるわけなので、人生のできるだけ早い時期に目的地を見つけられるといいんだろうなぁと思う。

 

そして、そのためには自分にとっての「死生観」というのがポイントになると僕は考えているんだけど、それについてはまた改めて書こうと思う。

 

 

■追記

僕自身の人生の目的と生きていく上での指針はこの記事に書きました。

porco.hatenablog.jp

 

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