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 さあ、面白くなってきました。

考え方一つで、人生はどんどん楽しくなるね

澤村選手のロッテデビュー戦にみる人生のヒント

 澤村選手はジャイアンツで実績を積んだベテラン選手だけど、今年は不調が続いて、1軍から2軍、3軍へと降格されたことがかなり話題になっててね。

そこからさらに、シーズン途中でロッテに移籍するという衝撃的な発表があって、その翌日のファイターズ戦で、いきなり中継ぎ投手として登場。
そこで三者連続三振をとって、復活と移籍デビューを果たしたんだよね。

なんだか絵に描いたようなストーリーで、僕もすっごくワクワクした。


とういうか、ジャイアンツで背番号15だった選手がロッテに移籍して、106の背番号をつけてマウンドに立つというだけでゾワゾワする。(笑)

 
で、この澤村の衝撃的なデビュー映像は何度見ても刺激的で、繰り返し見てたんだけど、ちょっと気づいたことがあった。


澤村拓一『名刺代わりの3者連続K』《THE FEATURE PLAYER》

 

澤村は先頭打者を三振、次の打者からも三振を奪って、3人目のビヤヌエバは初球を打ってキャッチャーフライ。

3人でピシャっと抑えたかと思われたところが、なんと、キャッチャーの田村がこのフライをうまく処理できずにファウルになってしまう。

「おいおい田村…。そこはちゃんと捕ってやってくれよ…」って、すべてのロッテファン、澤村ファンがため息をついたと思うんだよね。

だけど結局、その後に澤村はビヤヌエバを三振に仕留めて、見事に三者連続三振という鮮烈な移籍デビューを果たしたわけ。

もし、あのとき田村がキャッチャーフライを普通に捕球していたら「三者連続三振」という劇的なデビューは飾れなかったわけで、そういう意味でいうと、あの田村の落球は素晴らしいお膳立てになったわけだよね。


だけどさ、あのとき田村がミスした瞬間は、きっとロッテの選手やロッテファン、澤村ファンの多くは落胆してネガティブな感情を持ったと思う。

田村自身の表情がそれを物語ってるよね。

でも、その一見ネガティブに見える状況があったからこそ、もっともっと大きな結果を得られたんだ。


結局、目の前で起きているどんな出来事も、その瞬間だけを切り取ってそこに意味づけをすることには実はあまり意味がない。


あの落球のときに澤村が、「田村ナイス!おかげで三者連続三振のチャンスが継続だ!」と思ったかどうかはわからないけれど、というか、多分そうは思っていないと思うけど(笑)どんな物事も、それに意味を与えるのは僕ら自身だ。


ネガティブな意味を持たせると状況もネガティブになるけど、ポジティブな意味を与えた瞬間にポジティブな状況が生まれる。


一見ネガティブに感じる状況に直面しても、そこをぐるっと回してポジティブに転換して、これはきっと大きなチャンスの前兆なんだ!と思えるようになれたら、僕らは最高に楽しい人生を送れるに違いない。

 

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