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新型コロナを冷静に考える ~①死者数と死亡率~

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「新型コロナを怖がる必要はない」とか、「新型コロナはちょっと怖い風邪程度」だなんて、ただ言ってるだけでは説得力がないし、耳を貸してくれる人は少ないので、客観的な数字で見てみようと思う。

 

今回は、1年間の死者数と人口当たりの死亡率について考えるよ。

 

 

その前に、新型コロナ感染者が国内で初めて見つかったのはいつか、初めて死者が出たのはいつか、みんな覚えてるかな?

 

国内初の感染者が見つかったのは、昨年2020年の1月14日で、武漢から帰国した神奈川県在住の30代男性だった。

そして、国内で最初の死者が出たのは、それから約1か月後の2020年2月13日で、同じく神奈川県在住の80代の女性だ。

 

だから、本来、新型コロナウイルスの年間死者数を考えるには、2020年1月から2020年12月までの1年間の数字で考えるべきなのだろうけど、国内で本格的に感染が広がり始めたのは2020年の3月ごろからだと思うので、今回は2020年1月から2021年3月末までの1年3カ月間の死者を年間死者数として計算するね。

 

新型コロナウイルスによる累積の死者数は、国立社会保障・人口問題研究所のホームページからダウンロードできる。

これによると、2021年3月29日時点の累計死者数は、9,091人。

 

ただ、今回は年代別の死者数を見たいので、この9,091人のうち、年齢不明の人を除くことにする。

そうすると、年齢が明らかになっている死者数は7,436人。

ちょっと誤差が大きくなっちゃうけど、まあ仕方ない。

 

ただ、この時点で一つ言えることがある。

それはインフルエンザとの比較なんだけど、インフルエンザ関連死による年間死者数は約1万人と言われているんだよね。

これは厚生労働省が過去に発表していることだから、間違いない。

 

Q. 通常の季節性インフルエンザでは、感染者数と死亡者数はどのくらいですか。

例年のインフルエンザの感染者数は、国内で推定約1000万人いると言われています。

国内の2000年以降の死因別死亡者数では、年間でインフルエンザによる死亡数は214(2001年)~1818(2005年)人です。

また、直接的及び間接的にインフルエンザの流行によって生じた死亡を推計する超過死亡概念というものがあり、この推計によりインフルエンザによる年間死亡者数は、世界で約25~50万人、日本で約1万人と推計されています。

 

(厚生労働省)

 

だから、新型コロナ関連の年間死者数(9,091人)は、インフルエンザのそれよりも少ないということ。

これが一つポイントだね。

 

 

次に、新型コロナによる2020年1月から2021年3月末までの、年代別の死者数を見てみよう。

これはさっきも言ったけど、9,091人のうち年代がわかっている7,436人に限定した数字だよ。

 

 

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 ご覧のとおり、新型コロナ関連死者のうち60代以上が約97%を占めている。

50歳未満は合計でも1%に満たないんだよ。

 

今回は、「高齢者」とだけ記載されていて具体的な年齢がわからない373人と「年齢非公表」の1,282人を除外して考えたけど、この人たちのほとんどが60歳以上と考えると、高齢者の占める割合はさらに高くなるんだよね。

 

つまり、死者数で見る限り、50歳未満の人にとって新型コロナはそんなに怖い病気じゃないということ。

 

 

じゃあ、次に、人口に占める死亡率を見てみよう。

人口は、総務省統計局の統計サイトから2020年1月1日現在の人口推計データを引っ張ってきた。

 

各年代の推計人口と、先ほどの新型コロナ死者数を合わせてみれば、年代別の新型コロナ死亡率を計算できる。

 

 

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各年代の総人口に占める死亡率を右端の列に記した。

当然ながら40代までは死亡率0.000%で、50代になってようやく0.001%になる。

60代でも0.003%にすぎない。

これは、10万人のうち3人が亡くなることを意味してる。

 

ただ、90代以上になると死亡率は0.073%で、10万人で73人、つまり1万人のうち7人が亡くなることになる。

 

 

これらの数字を見てみなさんはどう考えるだろうか?

もちろん、今後ウイルスがさらに変異して強毒化する可能性もあるから、今後のことについて明確には言えないけれど、少なくともこの1年間の状況はこの程度だということだ。

 

1年間で9,000人以上の人が亡くなっているのだから、人命という点においては軽々に語れることではないし、医療従事者の方々の懸命な救命活動によって支えられている面もあると思う。

 

ただ、数字上はインフルエンザと同程度のウイルスで、しかも50歳未満の死亡率は0%のこの疾病に対して、これほどまでに大騒ぎする必要があるんだろうか。

 

マスコミのいいかげんな報道に煽られ、恐怖心を掻き立てられて、多くの人が踊らされているということが少しはわかってもらえるといいんだけど。

 

 

僕らはこんな茶番劇をいつまで続けるんだろう…。

 

 

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