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すべてが中立・ニュートラル【バシャール・ゼミ】

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私たちは毎日さまざまな出来事に直面します。

ほんの些細なこともあれば、大きく心を揺さぶられるような出来事もあります。

ある程度予測できることもあれば、想像もしていなかったことに巻き込まれることもあります。

そして私たちは、何か大きな出来事があると感情を揺さぶられ、悲しみに暮れたり、怒りを感じたり、場合によっては絶望したりすることもあります。

 

そのようなネガティブな出来事に直面したとき、私たちはどのように対処すればいいのでしょうか?

自分の力ではどうにもならないような辛く悲しい出来事だった場合には、ただじっと時間が解決してくれるのを待つしかないのでしょうか?


バシャールはこんなふうに言っています。

 

すべての状況、すべての事柄は、本当は中立です。

そして、中は空っぽです。

それがあなたの目にどんなふうに映るとしても、本来の意味とは関係ありません。

あなた自身が与えた意味が、「あなたにとっての意味」となります。

ポジティブな意味を与えれば、ポジティブな結果が出ます。

ネガティブな意味を与えれば、ネガティブな結果が出ます。

とても簡単な物理学、とても簡単な仕組みです。

 

(バシャール)


つまり、あらゆる出来事は、その出来事自体がもともと持っている意味などないということです。

もし仮に、あなたにとって嫌なことが起きたとしても、それは、あなた自身がその出来事に何らかの意味を与えているから嫌な出来事になってしまっているだけ、ということです。

 

 

たとえば、インドで大人気のスポーツ、クリケットで、インディアンスとスパーキングスというチームの試合があって、インディアンスが勝ったとします。

勝ったインディアンスのファンは大喜びして騒いでいます。

一方で、負けたスパーキングスのファンはがっくりと肩を落としてトボトボと家路に着いています。

 

ところで、あなたはこの試合の結果を知ってどう感じるでしょうか。

おそらく、特に感情が動くことはないでしょう。

なぜなら、インドのクリケットの試合結果は、あなたと何も関係のないことだからです。


クリケットの試合があって、片方のチームが勝ったという事実そのものには、もともと何の意味もないのです。

しかし、両チームのファンや選手は、試合の結果に大きな意味を与えているので、同じ現実を見ているのに全く違ったものに見えるのです。

 

つまり、自分がどんなスタンスでその出来事と向き合うか、どんな観念や思い込みを持っているかによって同じ現実が全く違った意味合いを持つことになるのです。


私たちは、起きた出来事そのものを見ているのではなく、自分自身の観念や思い込みというフィルターを通して出来事を見ているのです。

つまり、どんな観念を持っているかによって、一つの出来事がポジティブなものになったりネガティブなものになったりして、感情を揺さぶられるわけです。

 


たとえば、ある人がコンビニに行って商品を手に取り、それをレジに持っていって会計をしたとします。

そのとき店員は何も言わずに商品を受け取って、ぶっきらぼうに合計金額だけを告げ、無言でお釣りを返しました。

その人は店員の態度を腹立たしく感じて、イライラしながらそのコンビニを出ました。


ところで、なぜこの人はイライラすることになったのでしょうか?

それは、その人の中に、次のような観念があったからかもしれません。

 

  • 店員は、客に対して丁寧な接客をしなければいけない。
  • 挨拶をするのは社会人として当然のことだ。
  • 物を売る側よりも、お金を払う側のほうが立場が上だ。

 

このような観念があるから、そうでない行動をする店員に対して腹立たしさを感じるわけです。
もし、このような観念を持っていなければ、態度の悪い店員を見ても何も感じないはずです。

 

つまり、起きた出来事そのものに意味があるのではなく、自分自身が持っている観念に基づいて意味づけをしてしまうから、感情を揺さぶられることになるのです。


言ってみれば、あらゆる出来事は本来ミネラルウォーターのように無色透明なものです。

しかし、そのミネラルウォーターを青いグラスに入れれば青い水のように見え、赤いグラスに入れれば赤い水に見えます。

ですが、どんな色のグラスに入れたとしてもミネラルウォーター自体は常に無色透明です。

そして、その無色透明の水を色のついたグラスに入れているのは常に自分自身なのです。


ですから、もし私たちが何らかの出来事に直面して、感情を大きく揺さぶられるようなことがあったときには、もともと無色透明であるはずの出来事を、自分はいったいどんな色のグラスに入れてしまったのだろうか?と考えてみるといいかもしれません。

つまり、自分自身がその出来事に対してどんな観念を持っているのかを考えてみるということです。

 

ちなみに、バシャールはこんなふうに言っています。

 

観念に気づいたら、それは中立になり、あなたの中にはもうその観念はなくなります。

ちょうど電気のコンセントを抜いてしまったようなものです。

 

(バシャール)

 

起きた出来事に対して自分はいったいどんな意味を与えているのか?

それは自分自身のどんな観念や思い込みから生まれたものなのか?

それに気づくことができれば、その出来事は本来の無色透明な状態に戻るということです。

 

 

 【今回のまとめ】

  • あらゆる出来事は本来ニュートラルで、それに「意味」を与えているのは自分自身。
  • 自分自身の観念や思い込みに気づくと出来事はニュートラルに戻る。

 


  

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