クラブハウスで感じた「制約」こそが強みという話。
前回も書いたけど、数日前にクラブハウスに登録して以来すっかりハマっちゃって、睡眠不足が続いてます。(笑)
今はサービス開始直後の黎明期だからか、とにかく参加者の熱量がすごいね。
まあ、それはいいとして。
クラブハウスっていうのは、一言でいえば「アーカイブが残らない音声SNS」で、全員参加型のラジオって言ったほうがわかりやすいかな?
インターネットがこれだけ爆発的に普及したのって、やはり「時間と空間を超えられる」という特性によるところが大きいと思うんだよね。
ネット上に乗せた情報にはいつでもどこからでもアクセスできるという特性が、世界中のいろんなものを繋ぐことになった。
例えば僕が書いているこのブログは、昔で言えば「瓦版」とか「チラシ」みたいなものだよね。
もしインターネットがない時代にこういう書き物を人に読んでもらおうと思ったら、自分で瓦版やチラシを刷って、外に出て手渡しで配らなきゃいけない。
でも今は、部屋の中でチャチャっと書いてネット上にアップすれば、空間的な制約を超えて世界中の人が見ることができるし、時間にとらわれずに365日24時間読んでもらえる。
はてなブログが存続してさえいれば、僕が死んだ後でも誰かがこれを読むことができるわけだよね。
そういう意味でインターネットは時空を超えたメディアと言えると思う。
でも、だからといって何の制約もないサービスやツールっていうのは、実はあまり面白くない。
あえて制約をつけることで特徴が浮き彫りになって、それこそが強みになってたりするんだよね。
クラブハウスの場合は、音声でしかやり取りできないというのと、アーカイブできない(記録に残らない)という大きな制約がある。
アーカイブできないというのは、インターネットの大きな特徴である「時間を超える」というメリットを放棄してるんだよね。
その時間にアクセスしないと二度と聞けないわけなので。
そういう意味で、クラブハウスはかなりチャレンジングなサービスだと思う。
だけど、記録に残らないからこそ、参加者は気楽に話をすることができるんだよね。
Twitterの場合は、140文字(英語は280文字)しか書けないという大きな制限があることが特徴。
そもそも、Twitterはミニブログという位置づけなんだよね。
ブログとなるとハードルが高いからなかなか継続できないけど、Twitterは140字という文字数制限のおかげで気軽にツイートすることができて、結果的にこれだけ普及したんだと思う。
Facebookの場合は、実名で登録しなきゃいけないというのが最大の制約かな。
でも、実名だからこそ、Twitterと違ってネガティブな発言や誹謗中傷が渦巻かない場になってると思うんだよね。
そう考えるとさ、「制約」っていうと一見ネガティブにとらえられがちだけど、実はそういうものでもないのかもしれない。
そういえば、以前こんな記事を書いたこともあった。
制約という、一見「弱み」に見えるものこそが素晴らしい特徴であって、それは考え方一つであっという間に「強み」になっちゃうんだろうな。
いい大学を出ていないとか、大企業に勤めていないとか、お金がないとか、運動神経が鈍いとか、友達がいないとか、これといった趣味がないとか、彼氏・彼女がいないとか、背が低いとか、ルックスがいまいちとか、アレとかコレとかとか、、、
指折り数えようと思えば、不自由なことっていくらでもあるよね。
だけど、自分が「弱み」だと思い込んでいることや、そこから生じる制約を、ポジティブな特徴として活かそうとすることが、この人生の楽しみ方の一つなのかもしれない。
そして、そうやって楽しんでいれば、思ってもいなかった結果が得られたりするんだと思う。
制約を楽しめるようになれたら、もう人生の達人だよね。
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