僕は「宗教」より宇宙人を信じる。
以前、こんな記事(僕のスピリチュアル遍歴 ①)も書いたけど、僕はとにかく「宗教」が嫌いだ。
「宗教」を信じている人には申し訳ないけれど、「宗教」があり続ける限り、世界が平和になることはない、とさえ思っている。
なぜなら、「宗教」は人間から自由を奪うシステムだから。
僕がここで言う「宗教」というのは、別に、キリスト教やイスラム教、仏教のような、いわゆる一般的に言われている宗教だけじゃない。
全体主義や権威主義などのピラミッド型のシステムはすべて「宗教」だと思ってる。
だから、企業組織や家父長制、軍国主義なんかも、僕にとっては「宗教」だ。
いわゆる「偉い人」がいて、その権威のもとに人々を抑圧してコントロールしようとするシステムは、僕にとってすべて「宗教」だ。
「宗教」は人を従わせるために恐怖を利用する。
あれをしてはいけない、これをしなければいけない、さもなければこんな酷いことになるぞ、と。
ある家庭では、親の言うことを聞かない子はスタンガンを押し当てられるらしい。
ある学校では、校則に従わないと退学になったり内申点が下がったりするらしい。
ある企業では、会社の意向に沿わなければ、徹底的に痛めつけられるらしい。
ある隣国では、トップの意向に従わなければ銃殺されるらしい。
ある宗教では、神の意向に従わなければ天罰が下るらしい。
ピラミッド型のシステムである「宗教」では、その強弱は違えども「〇〇をしなければ痛い目に遭う」という恐怖の方程式のもとで人々が動いている。
その「痛い目」が、明らかな痛みとして見える場合もあれば、見た目にはわかりづらくなっているものまでいろいろあるけれど。
そして、その恐怖の方程式によって作られた「宗教」が引き起こすのは、人間同士の対立であり、戦争だ。
人類のこの歴史の中でどれだけ多くの人が「宗教」によって殺されてきたことだろう。
一方で、僕がいつも考え方を参考にしている宇宙人・バシャールのメッセージには、そのベースに「自由」がある。
バシャールは僕らに何かを押し付けるということをしないどころか、むしろ、時には冷たさを感じるくらいに「自由」を尊重している。
あなたは、常に自由です。
自由だからこそ、「自分は自由ではない」と、自由に感じることができるのです。
「自由に感じられない経験がある」のは、あなたには「自由に感じない経験をも選択する自由がある」ということ。
それほどまでにあなたは自由なのです。
(バシャール)
バシャールは、僕たち人間にたくさんのことを教えてくれているけれど、「それを選択するかどうかはあなたの自由です」とか、「それを選択したければ選択することができます」と言っていて、何かを押し付けようとはしない。
実は、バシャール以外にも、今地球にメッセージを送ってきてくれている宇宙人はたくさんいるんだけど、彼らの考え方のベースとして共通しているのが「自由」なんだよね。
僕たち人間は、この社会の「宗教」システムによって縛り付けられているけれど、本来はもっともっと自由な存在のはずだと僕は思ってる。
自由のないところに可能性はない。
可能性のないところに未来はない。
未来のないところに人間はいない。