相手の中にある「恐怖」も考えてみる。
先日書いた、問題解決のカギは「恐怖」かも?っていうブログにちょっと付け足したいことがあった。
この前のは、何か問題があったときに、問題の発生点が自分の中にあると仮定して掘り下げる方法だったんだけど、今回はその逆の考え方を書いてみるね。
身の回りのちょっとした人間関係のトラブルとかに使えると思うよ。
職場でも学校でも家庭でも、それ以外でも、何か嫌な行動とか嫌な対応をする人がいたときって、思わずムカッとしたり、イライラしたり、感情を乱されることってあるよね。
で、僕の場合は「なんだよこの人!」「ムカつくなぁ…」「頭にくるなぁ…」とか思ったりして、そのままその気持ちが自然に収まるのを待つことも多いんだよね。
でも、そういうときに、相手がそういうことをするのは、相手の中の「恐れ」が原因じゃないか?って考えてみる方法も一つあるよね。
その嫌な行動、嫌な対応をする相手に対して、「この人はいったい何を恐れているんだろう?」って考えてみるの。
この人はいったい何を恐れていてこういう行動をしてるんだろう?って。
そうすると、案外その行動を許せたりするんだよね。
例えば僕の身近に、とにかく人の話を聞かずに話をかぶせてくる人がいるんだけど、昔はそういうマウンティング的なことをされるたびにイライラしてたんだよね。
でもあるとき、「この人はいったい何を恐れてこういう行動をとってるんだろう?」って考えてみたことがあるの。
で、いろいろ掘り下げていくと、「ああ、そうか。この人は自分の弱さや力のなさを見破られることを恐れてるんだろうなぁ」「偉そうにしてるけど本当は自信がないんだろうなぁ」とか、いろいろ思いつくこともあってね。
そうすると不思議なことに、ちょっとしたことなら許せるようになっちゃったんだよね。
もちろん、瞬間的にはイラッとするけど、「自信のなさの裏返しなんだろうな」と思えたら、まあ仕方ないよね、って。
てことで、もしかしたら、日頃の人間関係の中でモヤモヤすることに効果があるかもしれないので、よければ試してみてね!