SNSでの低評価を気にする必要はない。
インターネット上に何らかのコンテンツを投稿すると、好むと好まざるとにかかわらず、ほとんどの場合は誰かの「評価」を受けることになるよね。
で、当然みんな良い評価を受けたいと思うわけだけど、残念ながら良い評価ばかりというわけにはいかないのが世の常。
どんなに良いと思えるコンテンツであっても、それを見る人が増えれば増えるほど、低評価する人の数も増える。
GOODボタンとBADボタンがあれば、GOODだけでなくBADボタンもかなりの確率で押されることになる。
それを見るとガッカリするよね。
だって、自分では良いと思って表明した意見や価値観が明確に否定されるわけだから。
で、それを見て悲しくなったり、怒りが湧いてきたり、意気消沈してしまったりすることは少なくないと思う。
有名ブロガーとか有名YouTuberと言われる人でも、低評価とかネガティブなコメントを書かれて感情が大きく動かされている人をよく見かける。
でも、ちょっと考えてみてほしいんだけど、世界中のすべての人から共感され高評価される人なんていないんだよ。
釈迦もキリストも、キング牧師も、マザーテレサも、坂本竜馬も、すべての人に受け入れられていたわけじゃない。
むしろ、歴史上の偉人と言われる人たちには必ず「アンチ」がいる。
その「アンチ」に命まで奪われたりするケースがあるわけで。
逆に、普通に考えて誰が支持するんだ?と思うような人であっても、密かなファンや熱狂的な支持者がいたりする。
名前は書かないけど、世の中を揺るがすような凶悪犯を崇拝するような人たちも一定数いる。
だから、そもそもSNSでの評価を気にする必要はないんだよ。
というか、SNSに限らず、人の評価を気にする必要は全くない。
大事なのは、自分の想いを世の中に対して表明したというその勇気だ。
そして、それを見てくれてる人がいて、それがポジディブであろうとネガティブであろうと誰かの感情を動かすことができた、ということに価値があるんだ。
誰かの感情をポジティブな方向に動かせたならそれは素敵なことだし、逆に誰かにネガティブな感情を抱かせたとしても、それはその人に、その人が持つ固定観念に気づかせるチャンスをプレゼントしたことになるわけだから、それも価値あることだと思う。
ちなみに、僕は株の取引をやってて、以前はよくyahoo!の株式掲示板に投稿してたんだよね。
ただ、この株の掲示板というのがなかなかハードな場所でね。
大きなお金が絡んでるから、記載されている情報は玉石混交、掲示板自体がカオスになって罵詈雑言の嵐で埋め尽くされる、なんていうことも珍しくない世界なの。
で、この掲示板に投稿した瞬間に、GOOD評価とBAD評価に晒されることになる。
普通に当たり前のことというか、単なる事実を投稿しただけでもBADの嵐を浴びたりするんだよね。
人によっては、その事実が都合の悪いことだったりするから。(笑)
このYahoo!株式掲示板の面白いところは、冷静で客観的な意見のほうがBADボタンを押されることが多いこと。
なぜかというと、株式掲示板を見る人っていうのは、既に株を買って持ってる人だけじゃなくて、これから株を買おうとしている人や、空売りしている人たちも見てるからなの。
株を既に持ってる人はどんどん株価が上がってほしいけど、これから買おうとしてる人や空売りしている人たちは、できるだけ株価が安くなってほしいから。
だから、みんな自分の都合、自分の立場によってGOODボタンを押したりBADボタンを押したりしてるわけ。
さっきGOODボタンを押した人が1分後には同じような投稿にBADボタンを押すことだって珍しくない。
人は、その時の立ち位置や気分によって意見をコロコロ変える。
それは別に悪いことではなくて、そもそも他人の評価なんてそんなものなんだ。
それに、誰もが真剣に評価してるわけでもない。
その時の気分や雰囲気で、テキトーに評価するケースも多い。
だから、ネット上の評価を気にするのは時間と心のムダだと思うよ。
むしろ誰からも評価されないことのほうが寂しいかも。
それがGOODであろうとBADであろうと、だれかがコンテンツに対して反応してくれたということはあなたが人の心を動かせたという証だ。
つまり、ネット上にコンテンツを提供するというだけで、大きな社会貢献をしていることになるんだよ。